2019年7月31日

深センと広州に行ってきた

7/12~7/17に深センと広州に行ってきた。
目的は特に無い。
 
昨年まで広州で仕事をしていたのと、久しぶりに深センに行きたくなったのでふらっと行ってきた。
もはやアキバに行く感覚で深センに行ける。
座ってりゃ着くんだから電車も飛行機も大差無いだろ。
   
今回、今までと違う経路を使ってみた。
成田(飛行機)→香港(フェリー)→深セン(高速鉄道)→広州(飛行機)→羽田。
香港から往復するのが一番安いんだけど、それだと同じ箇所を往復する時間がもったいないので、往復で違う空港を使ってみた。
 
前回、深セン~広州に行ったのは昨年の10月で、その時からの変化点。
モバイク(オレンジ)とofo(黄色)が、青と緑に変わっていた。
モバイクはまだ残っているけれど、ofoはほぼ青に変わっていた。(どちらも支付宝が使えるので、恐らく同じ系列の資本)
 
緑は、DiDiのロゴがあり、シェアバイクの勢力図は変わっているように感じた。

 








 


他にも、店がかなり変わっていたりしたのだが、ここで正直な感想を書く。
「大して変わっていない」
 
まぁ半年しか経っていないのだから、当たり前なのだが、俺の中で中国はもっと変化の激しい国だと思っていた。
だから、変化点があまり見つからなかったことに驚いた。
あれ?こんなもんだっけ?
もちろん俺には見えない変化点はたくさんあるだろう、だが、少しガッカリしたのが正直なところだ。
行きあたりばったりで感動に出会える段階ではなくなった。次は明確な目的を持って行きたいと思った。
 
なお、今回は生放送で中継することを試みたため、相対的に写真が少なくなっている。
生放送、録画の仕方が判らん。
 
深センの写真。















広州の写真。




















思えば、4年前に初めて広州に行ったのも7月だった。
上の写真にあるイオンの10元セールが大人気だったことを良く覚えている。

2019年6月30日

NT金沢

NT金沢に行ってきました。

(出展側です)

 

まず、楽しかった。

NT(なんか作ってみた)の名の通り、技術的に凄いものばかりではなく、完成されたプロダクトばかりでもなく、売れるものばかりでもなく。

周りが何を言うかはどうでもよくて、俺がやりたいからやってみたんだ。結果がどうとか関係ないわ。みたいなノリで。

文化祭のノリだが、メイカーフェアほど技術よりではなく。

デザフェスのようにデザイン寄りでもない。

個人的にとても面白いイベントだった。

 

個人的に心に残ったのは、1日目の高須さんの公演

それから、2日目最後の刀剣の演舞。

(ちなみに、どちらも何者なのかは深くは知らない)

だが、この2点でもう新幹線代を回収できた気分だ。

 

自分の展示には、触れないことにする。

なぜなら、展示はチームで作り上げたものであって、一人で語れるようなものではないからだ。

イベントに出るのは、例えば申込み手続きとか、権利関係の処理だとか、そういうのは本当に大変だ。そういうのを裏でやって頂いているので、ちょっと顔を出したくらいでは何も言えない。

純粋に、卓に立てせていただいただけで素晴らしく楽しかった。

そもそもNT◯◯は名前しか知らなかったので、全部初体験だ。

俺一人ではやろうとも考えもしなかっただろう。

 

モノづくりは物ではない。作りだ。

NT金沢には確実にそれがある。

出展が叶わないとしても、必ずまたNT◯◯を覗きに行くつもりだ。

 

さて、ここからは裏の話。

比喩表現が多いので、解釈は想像にお任せする。

創作物を評価してもらうため、中国人に会いに行った。

(イベントの出展とは関係ない)

売るつもりは無かったが、2個売れた。

「凄い」「可愛い」これは良く聞く。

だが「欲しい」「売って」ここに到達するのは難しい。

だから、とても嬉しい。

その時、酒を飲んでいたし、20時間以上寝ておらず、今の状況が想像していたものと違っていたので、非常に不機嫌でムカついていた。

俺は凄く嫌なやつだと思われただろう。自分でそう思う。

もしもだ。

相手も同じく思っていて、俺の創作物が僅かでも足しになると思ってくれたなら本望だ。

今の環境を好ましく思わない人は少なからずいるし、その人達の葛藤こそが現状を変えてやるという動機だ。

もともと、俺の創作物はそういう意図で作られたものだ。

なぜ中国語や日本語が上手くならないのか?

それは、コミュニケーションに興味が無いからだ。

だったら、別の媒体を間に挟めばいい。

コミュ障のオタクならおおよそ理解できるはずだ。

Xという対象に興味があっても、Xの向こう側にいる相手には興味が無い。Xという媒体で双方が繋がっている。

そのXこそが、日本語や中国語や、アニメやゲームなのだ。

 

今回得た手応えは、今の創作物を完成形にするだろう。

得たものは非常に多い。

とても充実した2日間だった。

 

早く作れよ。

2019年6月6日

メーカーとメイカー

メイカーズムーブメントという本が出たのが2012年だった。

私が3Dプリンタを実際に使ったのが2008年の最初で、そこから数年の世の中の動きはとても興味深かったのを覚えている。

 

ここ数年は、深センにも3回くらい行ったし、深センと東京と京都のメイカーフェアにも足を運んだ。

 

ムーブメントどうのなんて全くどうでもよくて、メイカーはその名前が付くずっと前からメイカーをやっている。

3Dプリンタができるずっと前から、メイカーはヤスリやハンダゴテを握っている。

東芝やNECやSONYやホンダの話を聞くと、あの人達は間違いなくメイカーで、それはもう歴史の教科書に出てくるぐらいの時代から、メイカーはメイカーだったのだと思う。

きっと、アップルやマイクロソフトも同じだろう。

 

昔話のように聞こえるそれは、現在の姿とまるで違う。

上に挙げた会社はメイカーではなくメーカーになった。

そして、人々はメーカーではなくメイカーを求めるようになった。

 

きっと、メーカーとメイカーは違うものだ。

メイカーはワクワクして面白くて、夢に溢れている。

それがクラウドファンディングに上がり、資金を集め、そして失敗する。

 

そこで必要なのは、メイカーの能力ではなくメーカーの能力だからだ。

部品調達、納期調整、製造工程管理、それらはメイカーがやりたかったワクワクとは違うものだ。

 

私は、メイカーの技術力はお金に繋がっていないように思う。

メイカーフェアのおもしろグッズでは、飯を食うことはできないのだ。

反対に、メーカーはもう技術屋ではなくなった。

メーカーは管理屋であって、そこにワクワクは無い。

 

モノづくりでも、プログラムでも、技術屋がプライドを持って仕事をして飯を食える世界には、残念ながらなっていない。

無いものは作ればいい。

それを変えられるのは、メーカーではなくメイカーだと思っている。