2008年8月13日

いつまでも

あんな画像がtopに出ちゃうと怪しすぎるのでムダ日記。

 

プラモも3D化。

http://www.bandai.co.jp/hobbycenter/making/page03.html

フィギュアも3D化。

http://hobby-channel.net/content/view/5053/154/

 

車の内装部品と変わらんが。

低価格化が進んだからこそ自動車のように高価格な商品じゃなくても3D化が可能なのだろう。

 

誰でも作れるようになったというのは歓迎すべきこと。

俺みたいな素人でも一応の形になる。

CAD万歳。

大好きだ。

 

でもさ。

CADなんかはデスクで作れる。

けれど現場の不具合が完璧に判るわけじゃない。

モノづくりが現場から遠くなってしまう気がする。

 

考える人は考えるだけ。

作る人は作るだけ。

それが堪らなく悲しい。

 

モノづくりの喜びが失われるような気がする。

 

あーでもないこーでもないと言いながら。

プラモを組み立てた喜びは。

1日中油まみれになりながら車を弄っていた喜びは。

 

喜びこそ原動力。

 

それがたとえエロフィギュアだろうと。

そこから技術が発展していくはずだ。

 

分業分業で効率化を図るのは悪くない。

中国で生産してコスト削減を図るのも悪くない。

けれどそれでは予想以上の技術にはならないと思う。

 

工場で機械のように働く人間を見たことがあるか?

悲しそうな顔をして働く日雇い派遣を見たことがあるか?

自分の仕事に誇りを持てない正社員を見たことがあるか?

 

未来に希望が持てない国の象徴のようなものかもしれない。

 

今まで海外に比べて高い技術を保っていられたのは何故か。

後継者が居なくて消えてしまう会社が多いのは何故か。

 

そこに喜びがあったからだ。

もしそれが無くなるとしたら。

俺はこの国を捨てる。

 

えー文句ばっかじゃ仕方ないので。

 

カレーの作り方を知らずにレシピが書けるか?

 

CAD技術者は現場に触れるべき。

現場はCADに触れるべき。

 

同じものを作っているのに。

お互い理解せずにいるなんて悲しいじゃないか。

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