2009年12月2日

CAD

CADができても飯が食えない。

これからCADを学ぼうという人には知っておいてもらいたい。

「CADができる人」は求められていない。

CADなどバイトにちょっと教育をすればできるようになる。
という感覚なのかもしれない。
もしくは派遣でいいというか。

CADは道具だ。とよく言われるが。
まさにその通りで。

CADを使って何ができるか。
それが問われている。

私の場合、それは設計で。

材料うんぬん。
金型うんぬん。
抜き勾配うんぬん。
肉厚うんぬん。
ヒケうんぬん。

求められているのはそこであって。
CADのオペレーションなんてオマケ程度でしかない。

だから。

就職の面接で。
「ライノとCATIAが使えます」などと言っても売りにならない。

CADが使える人など、この自動車不況の中では腐るほどいるのだから。

CADの求人があろうものなら、そこから溢れた人が殺到するに違いない。

だからCADが使えることなど売りにはならないのだ。

何を学べば飯が食えるのか。

よく考えるべきである。

 

ちなみに私の理想としているCADのありかたは、少し違う。

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