2010年8月21日

デザイン料はいくらですか?

デザイン料はいくらですか?

 

難しい質問。

どうやって決めたらいいのか。
考えてみた。

 

例えば。
売値200円。
材料代100円。
デザインをして。
加工賃50円。

 

1個の場合。
200-100-50=50
デザイン料は50円。

 

100個の場合。
20000-10000-5000=5000
デザイン料は5000円。

 

同じ労力でも、生産量によってデザイン料は異なる。

 

(商品の値段は買う側が決めるもので、売る側が決めるものではないという前提)

 

仮説。
デザイン料は、コピーされた量に比例するのではないか。

 

10万の利益が出るアクセサリーが1個売れたら。
デザインは10万の価値。
1万の利益が出るアクセサリーが10個売れたら。
デザインは10万の価値。
値段は、客が決める。
個数も、客が決める。

 

デザインだけではない。
CADデータ、音楽、映像、ソフトウェア、ホームページ、電子書籍、情報、その他デジタルなもの全て。

 

ウィンドウズは、みんなが使っていてソフトの量が豊富だから、マックよりも良い。
(たとえ話です。マックユーザーさんごめんなさい。マックも素敵よiPhoneアプリ作れるし)

 

YouTubeで流される音楽が100万回再生されたら。
そのページには広告を載せる価値がある。
(視聴率の高いテレビ番組に高いCM代を出してくれるのと同じ感じ?)

 

簡単にコピーされるデジタルデータの価値は、コピーされた量で決まる。

この仮説はあっているのではないか?

 

パクリだとか、違法コピーだとか。
論点はそこではない。

 

コピーされた量に比例して。
制作者(デザイナー、プログラマー、ミュージシャン、アーティスト)に対価が払われるシステムを作るべきではないか。

 

そして、そのシステムを作れた人こそが。
勝者なのではないだろうか。

iTunesとかね。

 

結論。

デザイン料は。
売ってみなけりゃ判らない。
まずは利益を予測して決めてみる?
利益が予測できる人は凄い人。

 

以上。
電車の中で考えた、謎の自論。

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