2011年6月26日

モノ作り

毎日パソコンばかりだが。

 

最近はパテをいじったり。
プラ板や接着剤や使っている。

 

これがモノ作りだ。

 

小学校の工作。
金型研磨。

程度の違いはあるが。
俺が惚れたモノ作りはそういうものだ。

 

パソコンでグルグルしたり。
計算でできたり。
そういうものではない。

 

熟練の技、暗黙知。
長期間経験しなければ手に入らないもの。

新しいソフトウェアが発売されたら仕事が無くなるなんてことは無い。
本当に価値のある、高い賃金が払われるべき存在。

 

多くの設計者は製造現場を知らない。
俺は、CAEを見ると「バキっとやってみれば判るじゃねぇか」
などと思ってしまうのだが。

 

設計や解析は、本来は現場を助けるためにあるものなはずだ。
メインは現場で、こちらは補助の役割だと思っている。

どちらが上か下かなどと言うのは誤りで。
両方を一人でやるか、協力するかのどちらかだ。

 

今はまだ、この国はモノ作りの誇りを持っている。
モノ作りで生きようという気力がある。

 

本当に大切なものは何だろうか。
今、この手で成すべきことは何だろうか。

 

あまりのんびりしていると。
手遅れになってしまう。

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