2016年7月16日

価値ある商品

商品の価値とは、関わる人全員の幸福の合計である。
設計、デザイン、製造、運搬、販売、消費、廃棄。
誰かを犠牲にするのではなく、全員の幸福を上げることこそが、商品の価値を高めることだ。

 

だが現実はそうではない。
電気や水道などのインフラは非常に重要だが、儲かるだろうか。
高品質低価格を実現しても、その人は儲かるだろうか。
儲からなければ飯は食えず、人は居なくなり商品も無くなる。
幸福を増やせる商品、それを生み出せる人が必ずしも食えるようにはなっていない。

 

商品の価値と、飯を食えるかどうかは別だ。
そして、飯を食えない商品は無くなる。

 

好きなアーティストのCDや本はたくさん買う。
その人を愛していて、これからも続けて欲しいからだ。

CDは1枚でいい。本は1冊でいい。
物体も運搬も要らない。
アプリの課金のように、作り手が食えるように金を払いたい。
だって好きだから。

 

それを実現するのはインターネットだ。
スマホアプリ、電子書籍、ペイパル。
それは手数料がかかる。
LINEは判らないが、WeChat(中国版LINE)は手数料無しで人にお金を渡せる。

不特定多数の人間が、地球の裏側にお金を渡せるシステム。
ありがとうの気持ちを飯に変えるシステム。

 

ならばやることは。
信用でき、少ない手間と手数料で、上限無しに課金できるデジタルな商品を1つ持てばいい。
内容は問題ではない。

あとはファンを増やす。
素晴らしい趣味活動をすればいいのだ。

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