2018年7月23日
アウトプット
最近、衝動的に本を買う癖があり。
タイトルに惹かれて買ったら、MSの元社長の本だった。
アウトプットの本だけあって、内容がかなり読みやすいし具体的に書かれている。
アウトプットに悩んでいる人にはオススメな一冊。
ただ、タイトルにある「お金」に関してはあまり言及していないので。
お金に繋げたい人は、文面より深く考えないといけない。
(そもそも簡単に金になったら苦労しないわ)
内容は買って読め。
アウトプットというのはかなり心当たりがある。
だからこうやってブログを書いているわけだが。
例えば、本の感想を書く場合は通常より真剣に読む。
時間がかかるし、メモを取ったり、判らない単語は検索する。
良し悪しは別として、アウトプットを前提とすることで、違う読み方ができる。
例えば、中国に3年間住んで3年間中国語を聞き続けたが。
全く喋れるようにならない。
使える単語は、自分で喋った単語だけだ。
言語学習に必要なのは、インプットではなくアウトプットである。
だから、英語1000時間聞いて話せるようになる。というのは嘘だと思う。
例えば、中国人は個人プレーが得意だ。
自分個人の能力を高めようとするが、組織のために資料をまとめたりはしない。
(卓球は強いが、サッカーは弱い)
直接関係あるかは判らないが。
パクリ商品は得意だが、新しい商品を生み出すのは苦手。
これも、インプットとアウトプットの違いだろうと思う。
アウトプットとは関係ない話だが。
本の中で、この一文が心に響いた。
「失って困るものが大きな人は信用できる」
私は今まで、失って困るものを背負うのは怖いと思っていた。
リスクに縛られて動けなくなると思っていた。
けれどこの一文は、逆のことを示している。
リスクを背負わないこと、それ自体もリスクである。
失って困るものを背負っている事実、それが信用となる。
不自由を背負って安心を得る。
安心に、自分だけでなく相手を含めることが信用ならば。
不安を背負って自由を得ることは。
相手から見れば、信用を落とすことになるのかもしれない。
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