コミケに行ってきた。
その話は置いといて。
コミケの帰りに電車に乗ろうとしたら、駅が混んでて入場規制だった。
仕方ないので近くで時間を潰していた。
といっても喫茶店はどこも満員で駅前の公園にたむろするしかない。
そこに、路上パフォーマーがやってきた。
普段そういうものには興味が無く、冷めた目で見ているのだが。
その人が喋ると人が集まる。
少しずつだが確実に人が集まり、歓声や拍手が起こる。
マイクとBGMと多少の小道具を使っているにしろ、彼は体一つで喝采を作り上げた。
彼が儲かっているかは判らないが。
自分で稼ぐ、自分の能力とは、そういうことなのだなと思った。
会社の名前も借りず、大規模な施設も使わず。
自分の身一つで飯が食えたら。
間違いなく本物だ。
今まで冷めた目で見ていたそれを、今日は初めてとても眩しいと思った。
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