知り合いの音楽家の話。
「上手い下手や技術などというものは2割程度のもので、残りの8割が個性だ。しかし、その2割は無くてはならないもので、必ず経由しなければならない」
村上隆の本で読んだ話。
「海外での芸術はガチガチのルールの上にある。日本のそれはルール外にあるから相手にされない」
表現の自由は根本にあるだろうが、全体の2割にガチガチのルールがある。
それがテクノロジーだとかエンジニアリングの域なのかもしれない。
ヨーロッパの工業製品が高くて使いにくいのに、日本のそれよりも憧れの対象となるのはその8割が勝っているからだろう。
日本の工業製品は9割がテクノロジーでできているのかもしれない。
これらから推測する点は。
技術がどうのと言っている時点で。
私自身、まだ最初の2割であるガチガチのルールの域すら脱していないということである。
スタートラインにすら立っていない。
早くこのルールの域を脱して、開放された世界を体験してみたいものだ。
そしてその体験を、たくさんの人と共有できるようになりたい。
今はそのために、テクノロジーに徹しよう。
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