光造形装置がなんと500万以下で!
などと聞いた覚えがある。
大量生産の工業製品でなくともCADを使用できるようになった。
RPの利用領域が広がっている。
携帯電話がある程度小さくなった時点で、爆発的に普及したのに似ている。
安くなったことで、今までと違った使い方ができるようになった。
が、正直まだ高すぎる。
パソコン、ケータイ、デジカメ、プリンター。
個人が持つには10万以下。
彫金やプラモデルなどで言えば、数万円のリューターやエアーブラシ。
揃えるのは、結構なマニアだけである。
一般的な理解はあまり無い。
1万円のShadeでさえ、使えるのか判らないソフトを買うのは敷居が高い。
ネットに浸っていると、情報やソフトが無料で手に入ってしまう。
iTunesで300円のソフト、月額300円の携帯アプリ。
それすら抵抗があった。
未だに、有料化されたPodCastは聴いたことが無い。
業者向け、富裕層向けに展開されているビジネスモデル。
私などから見ると、ずいぶんと遠い世界のように見える。
ネットは儲からない。
そういうイメージが強い。
だからこそ、試行錯誤を続けている途中であろう。
PCで使うのはマイクロソフトオフィスか、YouTubeくらいなもの。
CADなど一般に理解されるのはずいぶん先。
あるいは永久に理解されないかもしれない。
C言語が判らないのと同じようなもの。
ネットはオープンでフラットかもしれないが。
突き詰められたピラミッドの先端は、狭い世界。
ロングテールの先っぽ。
同類が集まりやすくなっただけで、過去で言うオタクと大して変わりは無い。
「理解される」というのは過度な期待なような気がする。
価格はその中の1つのファクターではあるが。
無料でもプログラムは組めるのだから。
…ああそうか。
「高い」などと言っているのは言い訳。
やらない理由を探しているだけだったようだ。
自分で書いていて気付いたよ。
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