2009年6月10日

CADなんか

切削中、勉強中。

こんばんわ。
ふょさんです。

CADは道具だ。ってよく言われます。

鉛筆がCADになっただけ。
ヤスリがエンドミルになっただけ。

アナログ時計とデジタル時計。
どっちが良い悪いじゃありません。

手作り職人が居ない国があったとして。
そこの人件費が安かった。

オペレーターをマニュアルで育成して、CADとマシニングを大量投入する。

CADはそういう使い方になると思います。
伝統技能や後継者育成と、どっちがビジネスになるか?というように比べられます。

CADが使えても別に凄くない。
そこで私は思うわけです。

頑張って覚えるようなもんじゃない。
別に使えなくてもいい。

モデリングで、オペレーターに勝てますか?
デザインで、デザイナーに勝てますか?
設計で、設計者に勝てますか?
レンダリングで、CGクリエイターに勝てますか?

勝てないんですよ。
勝たなくていい。

ではなぜCADを使うのか?

面白いから。
それだけです。

CADを効率のために使ってはいけない。
コンピューターを管理の道具に使ってはいけない。

すべては道具、手段に過ぎません。
目的のために何をすべきかを考えるべきです。

CADが出来なくても危機感なんて無くていいんです。
その先の目的を果たすために、何が必要か考えるだけです。

私は、モノ作りを楽しむためにCADを使います。
その楽しさを伝えることが目的です。

小学6年生の時、ウィンドウズ95に触りました。
「花子」で絵を描きました。

そのレベルでCADを使えるようにしたいのです。

子供の粘土遊びは楽しい。
鬱病になるような仕事は、粘土遊び以下です。

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