2010年9月11日

昔聞いた話

かなりうろぼえだが。
高校の授業だった気がする。

 

一つの技術が進歩する。
新しい技術が現れるが、レベルは低い。
やがて進歩して、前の技術を追い越す。
また新しい技術が現れて、それを繰り返す。

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(ペイント、マウス絵)

新しい技術は、ゼロから始まるのではなく。
前の技術の一部を使って始まる。
だから、徐々にスタートが上がっていく。

 

古い技術に固執してはいけない。
けれど、決して無駄にはならない。
むしろ、古い技術が無ければ新しい技術は成り立たない。

 

社会全体はそうだろうし。
個人レベルでも同じだと思う。

 

ヤスリがけが無ければ、機械加工も無かった。
機械加工がなければ、NC工作機も無かった。
電子技術がなければ、コンピュータもなかったし。
コンピュータがなければ、やっぱりNC工作機は無かった。
NC工作機がなければ金型は難しく、携帯電話も100円ショップも無かったかもしれない。

電気、機械、化学、プログラム。
そのどれか一つが欠けても、今の自動車は出来なかった。

 

何が役立つかは判らない。
どんな経験でも、無駄なものなど無いのだろう。

 

え?俺?
俺は…何の人なんだろうw

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