俺は、いろんなものに手を出したがる。
大抵はすぐ飽きてしまうが、続くものもある。
世界へ踏み込むと、そこの常識があり。
その常識が世界を支配している。
例えば。
エンジニアは理論的に考える。
ジュエリーに接着剤は使わない。
ウェブ制作者はホームページビルダーを使わない。
確かに、納得出来る理屈があって。
ああ、そうなのだな。と思うのだが。
別に違っても困らないよね。
と思ったりもする。
ずっとその世界にいると当たり前になって。
え?そんなことも知らないの?となる。
けれど、無数の世界がある中で。
その常識のほうが非常識なのだ。
皆、1つのことに特化している。
それは特別なことで、非常識なことだ。
だからこそ。
当たり前として処理してしまうのはオカシイ。
その当たり前をするだけで、特別な技能になるかもしれない。
個々の業界が特化しすぎて。
先端にいるのは極一部。
それはとても非常識なことなのだ。
常識だと思うことを、非常識だと疑ってみよう。
パソコンにはキーボードが必要だとか。
携帯電話にはボタンが必要だとか。
ね。
車にエンジンが不要になる日が近い。
車とテレビが存在しない日常も、非常識ではない。
郷に入れば郷に従え。
その郷は、昨日の郷と本当に同じ郷か?
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