2011年11月5日

CAD Engineer Jewelry Talk_04

04回「2.5次元」

 

3DCADとか使いますが。
それ、本当に3Dでなければいけませんか?

 

例えば、ペンダント。

肌に触れる部分は平らがいい。
軽くて、大きく見えたほうがいい。

理想的な形状は、板。
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こんなものではご不満か?
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XとYを同時に動かす必要はあるが。
Zを同時に動かす必要は無い。

3Dではない。
これは2.5Dだ。

 

斜めの石座は、ドリルでグリグリすればいい。

適当にヤスリをかければ、鋭いエッジは無くなる。
むしろ。
画面の中だけで痛いかどうかを予想するほうが難しい。

 

複雑な形状、高価なCAD、CAM。
それで。
最終的に、切削機に送られるデータは何でしょう。

 

正解はテキストデータ。

 

メモ帳で書けばいいんですよ。
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コンテストのペンダント。
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設計デザインにはCADを使っているが。
製造には使っていない。

メモ帳とフリーのビューワーだけでできている。

 

誰でも今すぐに。
切削に使うデータを作ることができる。

 

けれど。
切削の造形サービスはほとんど無い。
切削機も高価。

私の目標は。
それをクリアすることだ。

 

01回から見たい方はこちら。

 

スワロフスキーGEMSコンテスト。
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