2012年1月29日

パブリック

まだ読み終わってないんだけど。
しばらくかかりそうだから載せちゃう。

 

SNSに限らず、名前や個人情報を出すのかどうかとかいう話。

最近は、日本でもfacebookで名前を出すのが普通になったけれど、少し前までは違った。
ネットは危険だとか何だとか言われていた。

海外は日本よりオープンだけれど。
ドイツとかは、ちょっと日本っぽくてあんま公開したがらないとか。
お国柄がありますね。

 

で。
結構ショックだった話があったので。

 

中世では皆がパブリックで、集団の中で公開して知られて生きていた。
それがプライバシーによって隠された。
弱者が虐待されるなどの悪い面が見えなくなる。
プライバシーによって危険に晒される。

プライバシーのほうが、新しい発明だという。

パブリックは初め「社会の共通の善」という意味だったが。
16世紀ごろから「衆目にさらされる」という意味になった。

 

ネットに顔や名前を載せてはいけないどうのと言われたが。
「プライバシーは危険な考え方だ。」という全く逆の議論が数百年前に行われていた。

 

一般に知られる解釈が、ひっくり返された。

自分の知る解釈、情報。
それは本当だろうか。

どこかの誰かに洗脳されていないだろうか。
手のひらで踊らされていないだろうか。

当たり前の常識は、もう一度疑ってみるべきだと思う。

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