2012年2月12日

何を作っているのか

ビーズや手芸ショップによく行く。
完成品ではなく、道具や材料を売っている所。

 

そこには、ある程度形になっているものが売っている。

シルバーではなくプラスチックで。
何に使うかは思いつかないが、とりあえず形になっている。

クオリティはまぁまぁまぁなんだけれど。
値段は数百円。

 

数百円だ。

 

ジュースのオマケでもいい。
あれなんて、数十円で作られているだろう。

 

1万円のジュエリーは安いけれど。
1万円のプラスチックとはこういうものだ。

趣向は違うけれど、1万円のジュエリーとは比べられないほどの造形がされている。

 

では、ジュエリーの1万円は。
材料代と加工賃なのか。
もちろんそれだけではないが。

 

デザインをして、形を作る。
その行為自体が。

 

あまりにも安く売られていると感じる。

 

俺が作る。
それは単なる道楽であって。
価値は数百円、あるいはマイナスで。
価値を生み出すことには、程遠いのかと思ってしまう。

 

モノづくりの本質は物体ではない。
そうであるとして。

具体的に、今、何をどうすればいいのだろうか。

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