話が全然まとまらないから読むに耐えない。
第三の産業革命。
多くの人がそのビジョンを描き、様々な解を見受ける。
ある人は、ITというエンジンを動力とした何かを指していた。
効率化し、値段が意味をなさないほどに安くなる。
製造業に必要な人間はわずかとなり、別の産業が生まれる。と。
パーソナルファブリケーションは別の解。
大量生産からの回帰。自分用にカスタマイズして自分で作る。
製造業がもっと身近なものになり、物体ではなく作ることそのものが目的になるかもしれない。
極端な意見だが。
高品質低価格の果てに、価格が逆転するのではないかと思っている。
「お金を貰って作ってあげる」ではなく。
「お金を払って作らせてもらう」になる。
お金を払う対価が、物体ではなく作るという体験になる。
「製造業は新入社員の仕事」なんて話があるが、私は製造業が縮小するとは思わない。
材料には金がかかり、加工も、運搬も、保管も金がかかる。
時間とともに変化し、すり減って、壊れたりする。
メンテナンスや修理にも金がかかる。
良くも悪くも「金が動く」
それは、ITや金融みたいなバーチャルには代替できないもので。
良くも悪くもこだわり続ける人は無くならない。
ところが、話はそんな単純ではない。
例えばLinux。
無料で使え、カスタマイズできる(らしい)それは、身近にサッパリ存在しない。
それは年賀状のようにはいかない。
モノづくりをしたい。クリエイティブなことをしたい。という人が。
「本当に多いのか?」という疑問がある。
以前、3Dデータからオーダーメイドできる(仮想の)企画提案をしたとき。
「ゼロから作るより、選択程度の手軽なもののほうがいい」という意見があった。
実際、私が常にモノづくりに燃えているかというと、そうではないし。
メンドクサイと投げ出すことは多々ある。
モノづくりの楽しみを伝えたい。と思う。
だがそれは実は幻想なのではないかと思うこともある。
「第三の産業革命」という声はたくさん聞かれるし、実際それは起こると思う。
けれど、それはもう始まっているのか、それとも10年後なのか判らないし。
その姿は、まだ不確定であると思う。
是非、もっとたくさんのビジョンを見聞きしたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿