2012年12月3日

メイカーズ続きの続き

先日、日経新聞のこの記事を教えてもらった。
(登録しないと見られない)
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK1901H_Z11C12A1000000/?fb_action_ids=499720996729548&fb_action_types=og.likes&fb_aggregation_id=288381481237582&fb_source=aggregation

オバマさんは、小学校で3Dプリンターを使うよう奨励しているという。
(おおっぴらな転載はマズイかもしれないので極力削っている)

 

また、こちらの記事でも、オバマさんは3Dプリンタの研究を推進するとある。
(英語記事です)
http://content.usatoday.com/communities/theoval/post/2012/08/obama-announces-new-project-in-ohio/1#.ULx7C8XzUgh

 

どこかのテレビ番組で見ただけだが、アメリカでは自動車工場で働くことが誇りだそうだ。

週末はペンキ塗り。
家具を修理しよう。
草刈機やチェーンソーを買ってくる。

完全な想像だが。
アメリカのお父さんは、こんなイメージだ。

どこの州だかでも違うのだろうけれど。
私の知っている日本の一般家庭よりモノづくりをしているように思う。

それで、小学校で3Dプリンタを触った人間が大人になったら?
それを知っていることが当然だという社会になったら?

 

モノづくりをしよう、モノづくりを知ろう。
それで世界は変わる。
私はそう言った。
その世界は、海の向こうではすでに実現されているのではないか?

 

3Dプリンタを調べていて、出てくるのは海外のサイトばかりだ。
(それがアメリカかEUかは私には判別できない)
それをGoogle翻訳を使って、やっと読むことができる。
アメリカアマゾンでは3Dプリンタの部品や材料がたくさん売られているが、日本では違う。

 

製造業で日本がアメリカを追っていた、中国が日本を追っていた。
これから、アメリカが中国を越す日が来るのではないか。

 

アメリカは80年代に自動車と飛行機以外の製造業を捨てた。と言われる。
日本のモノづくりは素晴らしいといっても、それは盛田昭夫や松下幸之助や本田宗一郎やが築いたモノづくりであって。
私達ではない。

 

モノづくりとは何なのか。
大切なものを理解しているのはアメリカのほうで、私達はそれを見失っているのではないか。

 

革命が自然に起きるのではない。
とてつもない大きな誰かの意思によって、起こされるのだ。

 

MAKERS-21世紀の産業革命が始まる。

この本、マニアックな製造業の本にしては、ずいぶん宣伝がされていたように思う。
良いか悪いかを言うつもりは無いが、少しやり過ぎではなかったか。
過去と同じ流れではない、誰かの意思があるのではないか。

もしも、その誰かが本気だとすれば。

革命は来る。

 

誰の意思で、どこへ行こうとしているのか。
しっかりと見なければならない。

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