RepRapの存在は知っていた。
オープンソースハードウェアで、設計図が公開されていて、誰でも作ることができる。
けれども、私はそれを選ばなかった。
だって、それでは誰かの掌の上。
与えられた設計図、借り物の情報で作ったところで。
そんなものは模倣に過ぎない。
特許だの権利だのと言われたら言い返せないし、主張することもできない。
それ以外の3Dプリンタと毛色は違うけれど、その中の一つであることに変わりない。
そう思って、大して調べはしなかった。
それは間違いだった。
初めに調べるべき、知るべきはRepRapだった。
私は3Dプリンタを作りたかったが、3Dプリンタが欲しいわけではない。
3Dプリンタで物を作る。
その3Dプリンタを作る。
3Dプリンタを作るという行為を作る。
作るを、作るを、作る。
作るという概念と行為を作りたい。
RepRapは、まさにそういうもの。
しかも、私が思っているよりずっと凄いものだ。
RepRapは、商品を提供する店と、お金を出して買う客という関係ではない。
一緒に作りを楽しむ仲間。
作るという行為を作って、それを楽しむプロジェクトだった。
驚嘆した。
RepRapという存在は素晴らしい。
是非とも、参加したいと思う。
まずは、3Dプリンタを完成させなければならない。
全力でRepRapを利用させていただく。
それでも私は変態だ。
そこからもっと異端に走りたい。
理想の3Dプリンタを完成させるために。
ちなみに、RepRapのDeltaという機種は。
凄く変態だと思う。
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