というものに行ってきました。
主に、atomとMendel。
他にも初めて見る機種に触れることができました。
驚いたのは、全部自分のよりキレイだったことです。
自分は今まで、3Dプリンタは精度が悪いものだ。
サポートや積層をヤスリで削るのだから、精度は悪くて構わない。
精度が悪くて当たり前、直せないものだ。
プリンタは手を加えられない固定されたものであって、造形した後のアナログな仕上げこそ必要な技術だ。
そう思っていました。
しかし、今日会った方々は違いました。
精度を良くするには、キレイに出力するにはどうしたらいいか。
数えきれない試行錯誤を繰り返し、法則を見つけようとしていました。
造形物を見て、何をどうしたら改善できるか予想できる人達でした。
熟練の職人技です。
私は以前から、3Dプリンタを最も有効に使えるのはアナログの職人だ。
そう言っていました。
3Dプリンタは魔法の箱だとか、職人が要らなくなるとか。
そんなのは大嘘だと知っていると思いますが。
3Dプリンタは旋盤やフライス盤と同じ工作機械ですから。
それを扱う職人が居ても、何らおかしくありません。
今はまだ、たった数年ですが。
これは、新しい職人の形に違いないと思います。
機械と電気とプログラム、モデリング、ヤスリも塗装も。
その中のどれか一つ、あるいは複数。
新しい職人は、業種や業界、ジャンルの壁をぶち抜いた存在です。
さて。
今日得た情報をもとに、さっそく3Dプリンタの改良にかかろうと思います。
面白い話もたくさん教えて頂いたので、ジャンジャン勉強しなければいけないことが増えました。
今回のミーティングは、私の価値観をひっくり返すようなものでした。
RepRapを知れば知るほど、その凄さが判ってきます。
(詳細は後日書きます)
ですが、それがそっくりそのまま、私の求めているものではないと感じました。
3Dプリンタは珍しいものではなくなりました。
帰りにヨドバシカメラでCubeという機種を見てきました。
新しい時代の変化、職人の在り方の変化、価値観の変化。
その中で、環境に合わせなければならないもの、そうではない根源的なもの。
努力しなければならないのは当然として。
改めて、詰めが甘いことを実感させられます。
価値とは何か。
今、何をすべきなのか。
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