2014年8月13日

夏休み5日目

久々に読書感想文など。

 

貧乏という生き方。

タイトルからは節約生活の話に見えるが、そういう話ではない。
俗にいう貧乏は偽物で、本当の貧乏はもっと豊かなもの。
半分くらいは食べ物の話だが、自作して安く済ませたり、物を捨てて身軽になったり、貧乏ならではの話が書かれている。
今すぐできることが具体的に書かれているから、気になる人は是非読んでみて欲しい。
貧乏というより、幸福の話だと思う。

 

私達は働いている。
働くために就職をして、就職のために勉強をして、勉強のために学校に行った。
何もかも全て、飯を食って生きるために過去の全てがあったと言っても過言ではない。
では、それで幸福なれたのか。
そこまでしてきた結果がこれか?今のこの状況が、過去の全てを費やして目指してきた結果だというのか。
私達は、いつのまにか幸福を見失い、違うものを目指して進んでしまったのだろう。
手にした結果が、苦労して目指している未来が、魅力的ではなかったとき。
何もかも全て、くだらないものになってしまう。
金が全てではないと言いながら、金よりも大切なものを犠牲にして金を得ていないだろうか。

絶対的な正解があるとは思えないが。
幸福は、過去と未来、この世の全ての人間の目的なのだから。
もっとしっかりと考えられるべきだ。

 

便利のための苦労を辞めて、幸福のための努力をしろ。
医者になるために医者の勉強が要るように、幸福になるためには幸福の勉強が要る。

価値とは何か、幸福とは何か、それを知るヒントにはこれらの本をお勧めする。

   

これらの本を読むと、どれも非常に正しいように聞こえる。
世界はこうなるはずだ、なるべきだと思う。
だが、世界はこの本のようにはなっていない。
なぜか。
この手の話には、非常に重要なものが一つ欠けている。

 

女の子にモテない。

 

男一人ならボロアパートで十分だろう。
トレーラーハウスに住んだり、アウトドアのような生活をしてもいい。
皆が羨む理想の生活かもしれない。
だが、恋人や嫁が居て、子供が小学校に行っていたら、それではダメだ。
常識など簡単にひっくり返るのかもしれないが、少なくとも今のこの社会では、それは許されない。
誰に許されないのかというと、恋人のお父さんに許されない。
これは、幸福を手に入れるにあたり、最重要課題だと思う。

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