2014年8月15日

夏休み6日目

ずいぶん昔になるが、ZBrushを買って。
2年寝かせた。
ペンタブを買い、教本を買い、微かに進めていたのだが。
アップデートのほうが圧倒的に頻度が高い。
毎回、アクチベーションわからないよー。という所から始まる。
もはや、練習しているとは言えない状態になってしまった。

最近、ブーリアンに困っていたので。
メタセコやBlenderも試してみて。
ZBrushを掘り出したので、DynaMeshでブーリアンをしてみた。
まだブーリアンに制限が多かったり、MESHが細かすぎて扱いにくかったり、スケール変わったり、後の編集方法とかが固まっていないので、イマイチ。
そのような話は、別のサイトを参照されたし。

 

私がCADを始めたころ、CADとCGの違いが判らなくてヤフー知恵袋に聞いたことがある。
今となっては、CADとCGはほとんど同じ物で、得意不得意があるだけという認識になった。

例えば、自動車を作るのはCADだけれど、CMの映像やカタログの画像を作るのはCGの分野だ。
エンジンが動くところなどは、CADだけれどモーションの技術だと言える。
CGの世界でも、デジタル造形となれば、細いところが折れないか寸法が必要だったり、パチッとはまる隙間の設定だったりは、CAD寄りの技術になる。
結局、明確な区分はなく、どちらかと言うとこっち寄り。みたいな認識でいいんだと思う。

 

これは半分聞いた話で、ああなるほどなと思ったのだが。

CADは個性が出ないように出来ている。
CGは個性が出るように出来ている。

OOの位置に直径3ミリの穴を空ける。と決まっていれば、それ以外にやりようが無い。
だいたいこのあたりに、円っぽい凹みがある。となれば、人によって結果が違う。

CADは、ソフトが使えれば誰でもできる。
こう言うと語弊があるかもしれないが、良く言えば多少下手でも戦力として使えるシステムが出来上がっている。
CGは、要望通り、イイ感じにカッコイイ可愛いステキなものが出来なければならない。
そのような。
CADにはCADの、CGにはCGの思想が、ソフトの中に組み込まれている。

 

CADでもCADソフト以外の仕事があって、設計やデザインではイイ感じが必要になるし。
CGでもCGソフト以外の仕事があって、カッチリキッカリのスケジュール管理が必要だ。
どちらも、先に進むほどにCADソフトCGソフト以外の仕事が増えていくようだ。

CADもCGも重なる部分があるし。
どちらにとっても、ソフトは道具でしかない。

 

え。何の話してたんだっけ。
まぁいいや。とりあえずあれだ。

 

私のやりたいのはCADなのだ。
ZBrushでクオリティの高いクリーチャーを作るよりも、フィギュア用の美少女を作るよりも。
私は、規格に則った汎用性の高いものを作りたい。
イイ感じにグニグニするんじゃなくて、いかに汎用部品だけで機能を満たすかみたいな所に行きたい。
だから、CGじゃなくてCAD。
ボルトナットをぶつからないように配置して、部品リストを出すみたいな、そういうことをしたいんだ。

 

クリエイティブな美しい部分は、もっと適した人達がたくさん居るので。
その方々にお任せしたい。

0 件のコメント: