最近、料理を始めた。
人は、食べなければ死んでしまう。
だから、必ず食べる。
私の場合は、作りが目的になっている節もあるが。
まずは自分が食べるために作る。
けれど、一人分では材料が余ってしまい作りにくく、すぐに他人に食べてもらいたくなる。
材料、料理する人、食べる人。
モノづくりで言えば、材料、作る人、使う人だ。
食材や道具の質、作る人の技術も必要だが。
それ以上に、作る人の想い、行いが重要だ。
美味しいものを食べたい、食べる人に喜んでもらいたい。
それが無ければ、料理なんかしないでインスタントで済ませるだろう。
もし栄養を全て錠剤で摂れるようになっても、料理は無くならない。
料理もまた器。
見るべきは内側にある価値。
価値とは行い。
作る人と食べる人の行いこそ、器に込められた価値だ。
良い材料を使い、上手な腕で料理をしても、食べる人が居なければ価値は無い。
嫌な思いをして作らされたなら、それもダメだ。
作る人が楽しいこと。
食べる人が楽しいこと。
もっと広げれば、野菜を育てる人、トラックで運ぶ人も含む。
片方が苦しむゼロサムゲームではない。
トータルの幸福を増やす、幸福の生産。
料理もモノづくりだ。
身近にあり、誰でもでき、誰でも判る。
だが、やらなければ判らない。
価値とは行いなのだから。
Do it yurself.
Do=やれ。
3Dプリンを作ってみた。
1度に4個も出来てしまうのだが、全部自分で食べましたw
食べる人が居なければ、器の中の価値が足りない。
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