2015年6月7日

手段と目的

勉強をして学校に入る。
学校を出て就職をする。
就職をして家族を養う。

 

手段と目的の関係であるはずだ。
達成した目的は、それはまた他の目的のための手段となる。

 

例えばこんなふうに。
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人によって順番は変わるだろう。
この上下関係を無視してはいけない。

 

例えば、家のローンを払うために働いて、家に帰れないなんてことは本末転倒だ。
手段のために目的を削ってはいけない。
下位の項目のために、上位の項目を削ってはならない。

 

家庭を失くしては金を稼いでも無意味だし、金が無ければ家族を養えない。
両方揃えなければ幸福に到達できないかもしれないし。
家庭や仕事の両方をなくしたら絶対に不幸かというと、そんなことはない。
別の手段があるかもしれない。

 

厄介なのはこの上下関係の定義だ。

 

最上位にある幸福と、最下位にある好き嫌い。
それをどうやって定義し、区別するのかだ。

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