2018年7月26日

どこでも誰とでも働ける


これもタイトルに惹かれて買った本だ。
仕事というと、内容がフォーカスされる。
私の20代は、仕事ばかりに熱中していた。
仕事は大事だ。
仕事だから仕事だからと言って、他のものを切り捨てていた。
しかし30歳を過ぎると状況は変わる。
結婚、子育て、介護。
仕事よりも大切なものが出てくる。
これらは、場所と時間に縛られる。
しかも、転職は30歳までとか言われると、誰もが疑問を持つ。
このままでいいのか?
場所と時間を選べる仕事がしたい。必然的にそうなる。
だから、どこでも誰とでも働ける。
これは大勢が描く理想だ。
さらに、労働者不足で外国人労働者を呼んでいる。
彼らはホイホイ転職するのが常識の世界から来ているので。
人材の流動は当たり前の時代が来るのは必須だ。
今のポジションに安住できる可能性のほうが低い気がする。
不満や不安を抱え続け、首が飛ばないように無理をするよりも。
自ら環境を変える能力を身につけたほうが健全だ。
この本は、具体的な内容が書いてある。
しかも重要なキーワードが多く含まれていて、そこからさらに深堀するのに役立つ。
この本で、一番心に刺さった部分を紹介したい。
>良い議事録を残せる人を外部研修に参加させると、使い勝手の良い議事録が残る。
>投資に値する人間だと認めさせて、成長のチャンスを貰う。
技術者の中には、資料作成を嫌がる人もいる。
だが、資料作成が上手い人には、技術情報が集まってくると言える。
しかもそれは、時代が変化しても枯れない技術だ。
新しい技術を人より早く得るために、資料作成や情報の整理を上手くなっておくのは重要だ。
ITだの自動化だのと言われながらずいぶん時間が経ったが、未だに実業務はカオスだ。
グチャグチャした意味不明なものを、取捨選択、組み合わせ、判りやすく説明する。
研修がすでにそうだが、さらにそれを実業務に役立つ形に変換する。
私は自動車の解析と研修講師の仕事をしていたが。
どうやらこの2つは、上手い具合に融合できる気がしてきた。
さてさて。
いよいよ自分の生き方を模索する世界に足を踏み入れた気がする。

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