2018年7月30日

物の役割

ミニマリストまではいかなくても。
物を減らそうと考えた。
 
引っ越しをすると運ぶのが面倒なので現地で買う。
そのとき、いったいどれだけの物が必要なのか?と考える。
 
まず家が要る。
雨風をしのげる、空調があり虫が入ってこない、社会的に住所が必要だ。
これらはレンタルなので、物の所有ではない。
電気ガス水道ネットも、所有ではない。
 
物としては、冷蔵庫と洗濯機が要る。
絶対ではないが、ほぼ必要だ。
業者に頼むと運搬が高く、使わなければ保管が面倒なので、毎回買い直している。実に勿体無い。
 
ベッドと寝具が要る。
ピンキリだが結構高い。しかもベッドは車で運ぶのが苦しく、これも大きな枷だ。
 
机と椅子が要る。
床に座ってもいいが、作業効率を考えると必要だ。
これも車に詰めにくく、扱いが面倒だ。
分解できる机を何度か模索してみたが、結局あまり定着しなかった。
良い製品はないだろうか。
 
その他諸々は、家電量販店、ホームセンター、薬局、Amazonあたりに頼めばいつでも手に入るし、小さなものだから直近で要るもの以外は捨ててよい。
(明日の下着とかは要る)
 
などなどを踏まえて、何でもどこでも手に入るこの世の中で、物の役割は何だろうか。
 
見も蓋もない話だが。
物の役割は物理的な役割だ。
ベッドに寝る、椅子に座る、これらはレンタルでもいいが、必ず存在しなければならない。
端的に言えばホテルにあるもの。
ホテルの中身は、物理的に必要な物体のほぼ全てだ。
 
それらはレンタルでも済むので、所有しなければならない物ではない。
 
では、旅行に行くとき必要な物は何だろうか。
 
身分証やパスポートだ。
やはり見も蓋もない話だが。
私達はその物体無しに、自身を証明することができない。
端的に言えば信用の証。だろうか。
それがあれば、仮に無一文でもお金を借りられるかもしれない。
 
信用>身分証>ホテルにあるもの>その他。
優先順位としてはこんなところだろうか。
 
もちろんだが、信用より大切な物は。
自分の体だ。
その中にGoogleにログインするパスワードの記憶も含む。
そしてそれら全てを失くしたとしても、幸福になれれば良い。
 
とりあえず。
家具や家電をレンタルできたら、もう少し身軽に動けるのだが。
ホテルに住むわけにはいかないので、そこはお金の問題だろうか。

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