中国に行っても中国のことは判らない。
判るのは外から見た日本だ。
広州にはコンテンツが少ない。
街で見るキャラクターはディズニーとサンリオ、それも子供向けとして扱われている。
(コアなオタク向けはある)
テレビゲームはあまり浸透しておらず、DSやPSPを見ることはほとんどない。
小さな子供から、みんなスマホで遊んでいる。
そんな中、若者は何をして遊ぶのかというと。
バスケット、バトミントン、卓球などだ。
俗的に言うと、陽キャラ、リア充といったところで、硬派な遊びと言える。
対して日本は、山のようなオモチャに囲まれ、大人でもアニメやフィギュアや相対的に子供っぽい遊びをしている。
私が思うに、それは理想だ。
いつまでも子供のままでいたいと思うが、実際はそれが許されない。
だから仕方なく卒業していくが、日本では続けることができる。
だからきっと、中国も豊かになるにつれて日本に近付いていくのだと思う。
しかし、反対に悪い面もある。
例えば、小学校は同じ地域で同じ年齢の子供が集められ同じことをする。
そこに違う人は混ざれない。
往々にして、ちょっと違う人は変だ。間違っているから追い出せ。出る杭は打て。となる。
その神経は子供には顕著でイジメが横行するが、大人にも引き継がれている。
職場に外国人がいるだろうか。
中途採用はいるだろうか。
同性愛者や障害者を変な目で見ていないだろうか。
色々な事情のある人を特別視していないだろうか。
前例の無い提案を潰していないだろうか。
それは、日本が閉じられた島で排他的な思想であるからだ。
人は長く生きればそれなりに色々な事情も出てくる。
そういったことは大人ならばある程度許容できるようになる。
その面において、日本は子供だ。
良い面は残していい。
けれど直したほうがいい部分もある。
良くも悪くも、日本は子供だと思う。
2018年8月1日
日本は子供だ
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