と息巻き始めたのは、中国に渡ってから1年を過ぎた頃だった気がする。
ようやく1~10を覚えたあたりだ。
まず初めに、母音、子音、声調を整理。
その後、表に漢字を当てはめて情報整理を行った。
だが、それはすぐに頓挫した。
当時習った漢字は300程度(HSK2級)、HSK3級の分を含めても計600。
それに対して、表を埋めるには約1400の漢字が必要なのだ。
しかも、よく使う発音はかなり偏っていて、綺麗に表が埋まることは無かった。
※かなり初期のものなので間違っています。資料として見ないでください。
それでも、どうにかしてカードゲームの形にしたいと思い。
声調が4個であることを利用して、UNOと同じルールを採用。
UNOは赤青黄緑x10種の合計40枚+特殊カード。
中国語カードゲームは、声調x母音10種+特殊カード。を当てはめた。
そこまでの構想を練った。
練ったが、そこまでだった。
なにもせず、中国語カードゲームは封印された。
結局、俺は習った単語をひたすらExcelに打ち込んでいき。
ただそれだけで3年の時間が過ぎ、俺の中国生活は終わった。
そう、俺の中国生活で「話す」ことは一切無かったのだ。
俺の中で中国語は、パソコンの中の記号でしかなく、決して人と人とのコニュニケーションに使用するものではなかった。
それが、2018年の夏頃、とある方々と知り合いになることで。
死蔵されたデータがパソコンの奥底から掘り起こされた。
しかも「メイカーフェア深セン出ようぜ」というとても魅力的な目標を掲げてだ。
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