2019年11月7日

中国語の話_簡単な話すらできない

先日、中国人と話す機会があった。
 
ある程度勉強をしているが、ごく簡単な会話もできない。
その理由を考えた。
 
中国語を聞いたとき、それがどんな漢字(中国語)かを考える。
その後に日本語に翻訳し、さらに日本語の意味を考える。

よく言われる話だが、これでは会話がワンテンポ遅れる。
俺の場合は、漢字への変換も時間がかかるから、ツーテンポ遅れる。
理想は「yú」と聞いてすぐに魚が思い浮かべばいいのだが、そうはならない。
 
そこで考えた。
音声情報と文字情報、それ以外の情報があるのではないか?
そう、俺は実物を忘れていた。
 
そもそも漢字は、実物を模して作られたものが多い。
その漢字を音声に変換するためにピンインやフリガナがある。 

文字の中には「昨日」「暑い」「しかし」というような実物が存在しないものもある。
だから、実物の有無を問わない概念だ。
 
概念を表すには、絵や図表のような、文字ではない視覚情報が使われる。
そう、視覚情報には、文字以外のものがあるのだ。
Google検索でも、画像を検索することができる。
(音声情報の検索はできないが)
 
俺は今まで、文字情報と音声情報だけを見てきた。
だが、それだけでは足りない。
 
概念、実物、絵、図表のような、第3の情報の形態が必要だ。
それを結びつけることができれば、もっと言葉が出てくるのではないか?
 
ついでに言うと、俺は絵が好きだ。

今回の話とは直接関係ないが。
音声を聞いても半数の漢字は出てこない。
そして文章が繋がらない。
今の俺はHSK3級(600単語)なので、残り半分を埋めるにはHSK4級(1200単語)が必要だろう。

0 件のコメント: