2020年1月26日

モノづくりは物を超えろ

今まで、曲りなりにも製造業で技術職をやってきた。
 
最近、「場所」に縛られていることに気付いたので。
それについて書いてみる。
 
まず、製造業といえば何を思い浮かべるだろうか。
 
自動車である。
日本の製造業の中で、自動車は外せない。
一番大きいと言っても疑う人は少ないだろう。
 
自動車メーカーはどこにあるだろうか。
愛知、栃木、神奈川、静岡、広島。
製造業には工場が必要だから広い土地が必要で、都心のど真ん中には無い。
他にも輸出入の港や運搬に関わる高速道路が必要だ。
 
そして、そこに従事する人間はモノづくりが物を扱うが故に。
場所的な制約に縛られ、不自由を強いられる。
 
私の実家は千葉県だが、通勤2時間圏内には大きな製造業はほとんど無く。
千葉、東京、茨城には、中小零細の工場が多少あるだけだ。
有名なのはJFEスチール、マブチモーター、フジクラ電線などで。
自動車に直接関わる企業はほとんど無い。
ゆえに絶対量が少ない。
 
一応言っておくと、先に挙げた自動車メーカーのある地域には
数え切れないほどの関連会社が密集している。
 
モノづくりの人間は東京での仕事がかなり少ない。
千葉でさえそうなのだから、もっと顕著な地方もたくさんあるだろう。
(千葉は全然マシだ。と怒られてしまうだろう)
 
ともあれ何が言いたいかと言うと。
モノづくりは場所に囚われている。
インターネットが世界中に繋がっているのに、毎日通勤電車に詰め込まれたり工場に足を運んだりしなければならない。
昭和時代と何ら変わっていない。
グローバルとか言って外国に足を運ばなければならないのも、不自由極まりない。
 
その結果、子育ても介護も不自由だ。
引っ越しも一人暮らしの家賃も必要で、収入の殆どを失くす。
私はこれを貧困だと思うし、なぜ未だに改善されないのかと不思議に思う。
 
モノづくりは物を扱うがゆえに、物に囚われている。
それは貧困である。
どうにかならないだろうか。
 
このブログのサブタイトルは「モノづくりは物を超えろ」だ。

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