2020年3月17日

人の振り見て我が振り直せ

人の振り見て我が振り直せ。
 
自分のことはよく判っているようでいて、実はあまり見えていない。
鏡を見なければ自分の顔を知らないし。
自分がどんな声をしているか、どんな姿勢で歩いているか。
実はほとんど見たことがない。
 
だから人の顔が汚れているのを見て。
自分の顔が汚れているかもしれないと考える。
姿勢が悪い人を見て、自分は姿勢を正さないといけないと思う。
他人の振りを見なければ、自分の振りに考えが及ばない。
 
他人振りというのは、そうやって自分を直すために使うものだ。
素晴らしい人を見て、憧れて目指したり。
格好が悪い人を見て、同じ失敗をしないと誓ったりする。
 
素晴らしい人を見て嫉妬したり。
格好が悪い人を見て馬鹿にしたり。
それでは我が振りは直らない。
 
振りとは、行動である。
行動こそが、唯一現実を変化させる。
 
気分的な問題は確かにあるけれど。
どんな強靭な精神力を持ってしても、食って寝なければ死ぬのだ。
行動、すなわち振りが必要だ。
 
批判は自由である。
誰を批判しても、何を批判しても。
咎められるものではない。
だが、その行動、すなわち振りは。
積り積もって自分を作る。
 
悪人を見て嘲笑うなら、善人を見て罵るなら。
嘲笑う行動、罵る行動が自分を作る。
 
自分の姿を見ることは難しく。
行動だけが現実を変える。
 
ゆえに、人の振り見て我が振り直せ。

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