自分のことはよく判っているようでいて、実はあまり見えていない。
鏡を見なければ自分の顔を知らないし。
自分がどんな声をしているか、どんな姿勢で歩いているか。
実はほとんど見たことがない。
だから人の顔が汚れているのを見て。
自分の顔が汚れているかもしれないと考える。
姿勢が悪い人を見て、自分は姿勢を正さないといけないと思う。
他人の振りを見なければ、自分の振りに考えが及ばない。
他人振りというのは、そうやって自分を直すために使うものだ。
素晴らしい人を見て、憧れて目指したり。
格好が悪い人を見て、同じ失敗をしないと誓ったりする。
素晴らしい人を見て嫉妬したり。
格好が悪い人を見て馬鹿にしたり。
それでは我が振りは直らない。
振りとは、行動である。
行動こそが、唯一現実を変化させる。
気分的な問題は確かにあるけれど。
どんな強靭な精神力を持ってしても、食って寝なければ死ぬのだ。
行動、すなわち振りが必要だ。
批判は自由である。
誰を批判しても、何を批判しても。
咎められるものではない。
だが、その行動、すなわち振りは。
積り積もって自分を作る。
悪人を見て嘲笑うなら、善人を見て罵るなら。
嘲笑う行動、罵る行動が自分を作る。
自分の姿を見ることは難しく。
行動だけが現実を変える。
ゆえに、人の振り見て我が振り直せ。
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