ジュエリーやってたとか言うと、こういう反応が多い。
「何の役にもたたない」と。
何の役にも立たない、単に飾るだけのもの。
その通りだ。
似たようなものにフィギュアがある。
想像しにくい人はガンダムのプラモなどを思い描いてほしい。
ジュエリーとフィギュア。
この2つはとてもよく似ている。
インジェクションワックスが少し硬くなったと思って欲しい。
それに色を塗ったと思えばいい。
製造工程まで同じだ。
そしてプラモとかフィギュアとかの客層が。
ほとんど男性だということ。
これはメンズジュエリーを開拓する手がかりにならないか?
ってネタはまた今度。
今日のお題は「ムダ」
コスト削減とか省エネとか言われているが。
仮に。
一切のムダが無い効率化された世界があったとして。
そこに喜びはあるか?
ボーっとする。
ダラーっとする。
グダグダする。
それらを除いて懸命に生活したら。
単に疲れてしまうだけだ。
潤いとか豊かとかは効率化だけでは達成されない。
iPodのイヤホンを白にこだわったのも。
裏面の鏡面にこだわったのも。
機能には一切の付加価値を付けないにも関わらず。
売れ行きには大きく貢献しているはずだ。
映画も音楽もムダなものである。
スポーツもゲームもムダなものである。
ジュエリーもフィギュアもムダなものである。
効率化だけでは幸せは訪れない。
売り上げアップ、給料アップ、コスト削減、情報開示、設備投資。
数字の上で目標を達成しただけでは従業員の幸せには直結しない。
隣のデスクの人とムダ話がしたい。
上司が優しくて美人の女性であってほしい。
昼休みに横になって足を伸ばしたい。
通勤電車で座りたい。
会社のそばに美味しい定食屋があって欲しい。
これらによってモチベーションのほとんどが決定されるのではないか?
例えとしてはイマイチだが。
「デスクワークはiPodを聞きながら」
それだけ生活に余裕があるってことではないか。
離職率が高いのどうのとギャーギャーわめく前に考えて欲しい。
ムダじゃないムダに気付かなければ。
ムダの価値に気付けなければ。
真の成功は望めない。
私はそう思う。
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