2011年10月7日

CADエンジニアのジュエリーな話_06

LANケーブルを犬に切られてしまい。
無線の接続を試みたが、このデスクトップには受信機が入っていないことに気付く。
急きょ古いノートPCを彫り出して投稿している次第。
写真取り込みできないわ、エディタは違うわ。
あまりに時間が無いのでお題を変更しました。 


06回、「ジュエリー編」


一般の人にジュエリーの話をすると、あまり受けが良くありません。
「ジュエリーのオフ会に行った」と言うと。
「変なものを売りつけられなかったか?」と聞かれました。

ジュエリーの学校に入って、思っていたことがあります。
ジュエリーという言葉の響きが気持ち悪い。
オバサンなイメージしか出てこない。
今だから慣れましたが、当時は恥ずかしくてアクセサリーと言っていました。

OOジュエリー、XXジュエリー。
なぜジュエリーの枠の中が前提なのか。

スワロフスキーのイヤホン。
スワロフスキーのデコレーション携帯。
指輪やネックレスよりも、携帯電話を持ち歩いている人のほうが多い。
装飾は、そういうところに付加されてほしいと思うのです。

私は、ジュエリーのことを金属加工と思っています。
素敵なファッションアイテムではなく、工業製品です。
鉄か銀かの違いだけで自動車部品と同じです。

「なんでジュエリーの学校に来たの?」
いつも言われていました。

学生時代、最後に作ったジュエリー。
商品のターゲットは「ジュエリーに興味がない人」でした。

既存のジュエリーは魅力的です。
しかしそれは「ジュエリーに興味がある人」にとっての魅力です。
ジュエリーに興味が無い人を取り込まなければ、市場は増えません。

普通のジュエリーを作るということは、ティファニーに挑むということです。
それで勝てると思いますか?

逆に、ありきたりなジュエリーでも、今まで見なかった人が見れば新鮮なものです。
 
工業製品は、あっという間に価格が急落します。
数字や性能だけを追って、安く安くなっていきます。
ジュエリーではそんなことはありません。

タブレット端末は工業製品だが、iPadは芸術作品。
Apple
にはジュエリーのような思考回路を持っている人がいるのかもしれない。

モノが溢れています。
凄い速度でモデルチェンジする工業製品は、同じ速度でゴミになっていくのです。

作る人が疲弊してしまいます。
何かが狂っています。


それを解決する鍵が、ジュエリーにはあると思うのです。

はい。
私の頭が電波なことがバレてしまいましたねw

07回「未定」

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