19回「デジタルジュエリー編」
ビジューサトウの佐藤社長が色々なデジタルジュエリーを考案、展開しています。
http://www.djf.co.jp/
正直な話、私はほとんど手作りをしません。
学校に行っていたから工具はひと通り揃っています。
ガスバーナーもリューターも買いました。
それでもモチベーションを保つのは簡単ではありません。
夜、仕事から帰ってきて。
「よし！ヤスリを握るぞ！」
というのは、よほど好きでなければ長続きしません。
私が今、ジュエリーに関わっているのは。
デジタルジュエリーがあるからです。
だからこそ、IJTやJJFにも行きます。
CADエンジニアの私は、四六時中CADを立ち上げています。
まるで毎日の仕事のように。
メールに添付して業者に送れば。
ゴム型から量産まですることができます。
もちろんそんな容易くはありませんし。
それこそが楽しい所でもあります。
デジタルジュエリーは、ジュエリーにとって新しい道を開いたのかもしれません。
でも、それだけではありません。
CADにとって、パソコンにとっても新しい道です。
ネットやメールだけならば。
携帯で済む。
CADが無ければ。
パソコンが不要になるかもしれない。
CADは古い技術ですが。
ジュエリーCADは新しい。
ジュエリーの学校では。
渋谷の女子高生のような人が、ヤスリやガスバーナーを握っています。
不思議な光景です。
同じように、CADやパソコンに興味を持つかもしれない。
逆に、油臭い工場のオッサンが。
女の子へのプレゼントを作れるようになります。
メーカーの下請けが、小売りになれるかもしれない。
渋谷と秋葉原。
最も遠い、あり得ない組み合わせが期待できるかもしれない。
いいえ。
面白い未来は、もうかなりの所まで進んでいます。
次回「未定」
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