28回「こぴぺ」
「激初心者用３DCAD講座」
コピー、ペースト。
検索、置換。
IF～ならば。
X=X+1。
位置情報を変えて。
形状をコピーする。 
XYZそれぞれの。
縮尺と角度と位置。 
コマンド的に言えば。
拡大、回転、移動。
それらを無数に繰り返す。 
パソコンはコピペが得意だが。
繰り返しは悪だとも言う。
１つのことは１回しか必要ではなく。
二回目以降は人間の仕事ではない。
アナログで、何かが100倍になったら大変だが。
デジタルではゼロを２つ増やせば終了。
プラスマイナスを反転させることも容易い。 
自動車で使われている部品の中から、ボルトの個数を数えるとか。
無数のジュエリーデザインの中から、目当てのデザインを探すとか。
アナログの常識とは違う。
鉛筆で書く図面は。
同じものを繰り返す、繰り返しや省略の記号があるが。
CADでは。
簡単にコピーできてしまうので、省略記号を使うほうがメンドクサイ。
そういう記号を見たことがない、意味を知らない人もいるかもしれない。
パソコンは複雑なように見えるが。
得意な用途は決まっている。
物体に含まれている情報のうち。
形状、縮尺、角度、位置、XYZ。
体積、表面積、XYZの最大値最小値。
そこへ銀の比重だったり、造型機の性能だったり。
型が抜ける角度や、地金の相場などを入力すれば。
機械が、知りたいことを教えてくれる。
パソコンの特技を知っていただけただろうか。
単純なことだが、意外と気付かない人もいるのではと思う。
次回「未定」
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