アナタはなぜチェックリストを使わないのか。
ノートの取り方とか整理術のような本ではない。
外科医の著者がチェックリストの可能性に着目し、他の業界のチェックリストを参考に、外科の問題を解決するために奮闘する本。
間違ってもイイという仕事は無い。
けれど、この本に書かれている例は別格。
外科手術、旅客機の操縦、高層ビルの建設。
複雑で間違いやすく。
もし間違ったら、目の前で人が死ぬ。
私は、外科や生物が怖い。
注射の映像が流れたら、直視できないほど。
だから、この本を読んでいるときはドキドキして鳥肌が立った。
外科手術とは比べ物にならないけれど。
俺の普段やってる仕事も、難しいほうなんじゃね?
単純か複雑かによって扱いが違う。
どちらが上か下かではなく、並行に違うものだ。
極端な事例を見れば、洗錬されたそれを見ることができる。
そこから、自分の日常に合わせて変形させていけばいい。
複雑なことをして頭が混乱してしまった人。
単純でも間違ったり失敗が多い人。
この本は琴線に触れる何かがある気がする。
その先の昇華はご自身で。
さて、どうするかね。
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