仕事がたくさんあります。
世間一般で言う「忙しい」と比べると、大したことはないのですが。
平日をほとんど全部費やす生活は、あまり長続きしそうにありません。
そうなると決まってなるのですが。
休日にすることがありません。
仕事一筋だと思っていたのですが。
実のところ、仕事以外が無いのかもしれません。
やりたいことも、欲しいものも、行きたい場所も。
現状に満足し、悪い意味で甘んじている。
うまく言えませんが、先進国ならではの閉塞感のような。
貪欲な欲求を喚起することができない。みたいな。
絶対に外せない、無くしたくない、守りたいもの。
前にはそういうのがありました。
けれど一度無くしてしまうと、案外と代替の効くものだったりします。
身近なところだと。
ブログを毎日書かないと気持ち悪いと思っても、1週間辞めてみる。
Twitterとかmixi依存だとか言っても、スマホの電源を切ってみる。
「もう、どうでもいっか」と。
寂しいと思い、誰かに想いを寄せていても。
毎日毎日たくさんの人と会話をした後では、それも。
「もう、どうでもいっか」と。
世の中は便利になりました。
けれど、それに満足してしまったら「明日」に何を望むのでしょうか。
隣の芝は青い、現状に文句ばかり言い、いつまでも不満は尽きない。
むしろそっちのほうが、明日に期待をする健全な人の営みではないかと思う。
ポジティブの意味を判っていたつもりでしたが。
まだ不十分なようです。
恐らく、自分の中の閉じた世界だけで完結しているから。
それ以上の広がりが無いのです。
他人に何か求めるとか、誰かを救うとか。
自分で手を下せない世界を無視してきました。
それは、ただ一つだけ残った「思い通りにならない世界」かもしれません。
だからこそ、面白い。
器の中での対流には飽きてしまった。
いいや、飽きるべきだ。
水の漏れない水槽の中。
井の中の蛙。
それから、もっとその。
概念ではなく、詳細を詰められるプレイヤーになりたい。
システムを作るのならば、プレイヤーを経た者でなければ空っぽの箱になってしまう気がしてさ。
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