前回のWFは個人ブース。
今回のWFは企業ブースだった。
今回、机の上には商品よりも、作り方の説明を多く見せていたので。
加工の業者か、ソフトの宣伝かと思われたらしい。
企業ブースは趣味ではない(ハズ)なので。
「何の展示ですか?」と聞かれてしまった。
とっさに、物品の販売です。と答えたが。
それでは、物体を販売していることになり。
高品質低価格から抜け出せないことになる。
それではダメだ。
モノづくりの本質が「モノ」ではなく、「作り」だとして。
「モノ」を省いたとき。
何を売り買いするのか。
何をもって「売り手」と「買い手」になるのか。
ビジネスが成立するか否か、それによって値段が決まると思っている。
だとして、モノが存在せず商売にならないのなら、値段も存在しなくなり。
価値という概念があるのかすら怪しくなってこないだろうか。
そこで思ったのだ。
モノづくりの本質はモノではない。
しかし、モノは無くてはならない。
モノとは、入れ物のようなもの。
器ではないだろうか。
ジュースを買うとき、容器が欲しいわけではないし。
終わったら捨ててしまうもの。
それでも、容器がなければ困る。
モノづくりの「モノ」とは、器であり。
その中に入るのが、「作り」。
本質は作りにあるが、器も無くてはならない。
両方を合わせて、モノづくりではないだろうか。
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