2012年8月12日

クリエイターになる

なんだか、すごく偉そうな文章になっちゃったよ。
別にそういうあれは無いです。

 

 

クリエイターとは、創造者である。
一部の特別な人間がなるもので。
私程度では、畏れ多くて名乗ることはできない。
そう思っていたが、考えが変わった。

 

モノづくりは、モノを作っているのではない。
作りを通じて、幸せを作るべきだ。

 

例えば、コンビニのおにぎり。
米を買って、工場で加工し、店で売る。
農家の人、工場の人、運搬、営業、販売、買った人。
全ての幸福の合計が、プラスでなければならない。
幸福をプラスにすることこそ、目的である。

 

ゼロからイチを作ることこそ創造、クリエイト。
それができる人間は、クリエイターである。

 

今の世界には、それが欠けている。

 

良いものが安く手に入り、生活が便利になった。
だが、それを生産するために、どれだけの苦労があった?

生産者の苦労を知れと言うのではない。
あなたが、毎日どんな思いで働いているのかを訊いている。

素晴らしい製品を買って、幸福が増えたとする。
けれど、それを作るために幸福以上の苦労があったとしたら?
幸福はマイナスであり、創造ではなく破壊。
貧しい世界に向かっている。

 

iPh○neが素晴らしくても、もしも、中国の工場労働者が正当に扱われていないとしたら?
世界全体の幸福がマイナスであるとしたら?
それは創造ではなく、クリエイターではない。

 

工場労働者や、コンビニのバイトを大切にすることも。
クリエイターの重要な役目。
軽く見るような考えは、即刻捨てるべき。

 

ブラック企業だのと騒いでおきながら、私生活では高品質低価格を求める。
一枚のカードの裏表、貧しい世界への切符。
そのカードを選んだのは、自分自身であると気付け。

 

才能が無いだの、能力が低いだの、そんなのは言い訳だ。
問おう。幸せにならずして死にたいのか?

 

幸福を望まない人間は居ない。
ならば、万人がクリエイター。
幸福の創造を目指すクリエイターだ。

 

迷うことなど、初めから無かった。

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