なんとかジュエリー、なんとかジュエリーが増えても。
興味を持つのは、ジュエリー好きな人であって。
同業者と争うのは変わらない。
極端な話。
値段や品質やブランドで勝負しているのなら。
ティファニーやカルティエと全面戦争をして勝たなければ売れない。
なんとか自動車を増やしても同じ。
ガソリンが電気になっても、興味を持つ人数は変わらない。
だから、ジュエリーに興味の無い人にジュエリーを売るべきだし。
自動車に興味の無い人に自動車を売るべきだ。
先日のワンフェスで。
CADからの切削の説明を満載にして、展示をしてみた。
iPadで切削の動画も流してみた。
完成品よりも過程に興味を持ってもらおうという試みで。
面白いことが判った。
まず、どんな人が興味を持ったのか。
「NC加工を本業としている」プロのオッサン。
「大学で機械を専攻していた」若いオッサン。
「切削機を作る会社」の中の人。
えーマジか。
パイ広がらないじゃん。
関係者ばっかじゃん。
異業種に興味を持ってもらうのは、予想以上に難しいようだ。
それから、どのくらいの人が見てくれたのかというと。
あんま居なかった。
iPadで切削の動画を流してみたのだが。
そこが、3D-GANのブースだということを忘れていた。
すぐ隣で、積層のプリンターが何台も動いている。
写真や動画程度では興味を引けるはずもなく。
見てくれる人は少なかった。
商品は売れなかったのだけれど、そんなのは別にどうでもいい。
(決して負け惜しみではなくw)
問題は、興味を引けなかったところだ。
同類を集めたり、争ったりする気はサラサラ無く。
別の世界の人間に興味を持って貰わなければならない。
私は、架け橋になりたいのかもしれない。
(程度は大きく違うが)3D-GANさんと理念は近いのだと思う。
全く違う世界のものを取り入れ。
全くの素人に興味を持ってもらう。
違う世界でも、実は内容は近かったり。
同時に常識が180°違ったりする。
そこが面白い。
こうしたイベントは、一気に状況を変えるキッカケになる。
ゆっくりだが、確実に一歩進んだ。
実りあるイベントだった。
0 件のコメント:
コメントを投稿