立体出力の値段は、(だいたい)機械の動く時間で決まる。
綺麗なデータと汚いデータ、同じ大きさなら値段は変わらない。
ではどうやったら安くなるかというと。
積層ピッチを荒くする。
そうすれば、造形は早く終わり、料金は安くなる。
(材料費は変わらない)
そこで積層を削って仕上げないといけない。
ついでに言うと、どんなに積層を細かくしても仕上げは要る。
そして、データを積層より細かく作り込む必要は無い。
ザックリとしたデータで造形し、手で仕上げる。
これが、最も早く安く作る方法。
皮肉だが。
立体出力を最も有効に使えるのは、アナログの職人だと思っている。
私のように、モデリングできるのが当然の世界に住んでいると。
アナログの仕上げは、とても特別で素晴らしいスキルに見える。
アナログの職人のスキルがどれだけあるかが絶対基準であり。
それに合わせてモデリングのクオリティを落とし。
そのぶん、早くアナログ職人にバトンタッチする。
だから、出力の練習はたくさん行ったほうが良い。
それから、アナログの仕上げを行なってみること。
そうでないと、無意味な所を作り込み、無意味な時間をかけ。
必要な所ができず、必要な時間を満たせないことになる。
仕事では、それは致命傷になるし。
趣味では、財布と休日が削られることになる。
綺麗なサーフェスを貼ったり、フィレットを通したり。
さてさて、そこに時間をかけるべきなのか?
エッジが残っていたとして、スポンジヤスリでババババーってやれば済むんじゃね?
0 件のコメント:
コメントを投稿