2012年12月23日

【3Dプリンタ】第8回「NCソフト」

NC=Numerical Control
数値制御という意味です。

CNC=Computer Numerical Control
とも言いますが、コンピュータではない数値制御は思いつかないので。
同一のものと思っていいです。

特定のソフトを指すのではなく、制御方法の名前です。

 

切削機ではMach3を使っていました。(現在、64bitで動作しません)
他に、LinuxCNC(旧名EMC2)とかもあります。

今回はCuraに付属しているPrinterというソフトを使います。
image

なぜか12.11が動かなかったので、11.08を使っています。(原因不明)

 

マニュアルに書いてあることは4点。

・まず、USBを接続、プリンタの電源も接続します。
・Portの選択(どこのUSBを使うか)
・ボーレートの250000を選択(通信速度?のようなもの)
・XYの送り速度(1分間に何ミリ動くか)
・Zの送り速度(上に同じ)
image

しかし、これだけでは下の矢印がグレーになっていて、動かすことができません。
単に私が見落としていただけですが。

Connectを押さないと、接続されません。

こんなことで結構悩んだのでデカく書きました。

 

さて、これで矢印を押すとステッピングモータが動いてくれます。
感動ですよ。

 

さて、これ以降は操作を誤ると物理的破損が付きまといます。

 

注意点としては、10と間違えて100を押すとビックリします。
家のマークを押すと原点復帰なので、センサーが動作するまで動き続けます。

センサーの取り付け位置がちゃんとしていないと、ゴリゴリとヤバイ音がします。

 

続いてこちら。
(Connectを押さないとこのようにグレーになっています)
image

Heaterはエクストルーダーのノズルです。
Bedはテーブルです。

Extrudeはフィラメントを押し出します。
Reverseはフィラメントを引っ込めます。

ここでも重要なことがあります。

一度、ノズルが(約)200度を超えないと、Extrudeは動作しません。

実は、これに気付くのに1週間かかっています。

温度が低いと、cold extrusion preventedというエラーが出ます。
冷てーよ。出ねーよ。という意味です。

その後は、170度付近を境に、動いたり動かなかったりします。
(あまり細かく調べていません)

ここの、Monitor printerをチェックすると、現在の温度が表示されるようになります。
image

 

最後にこちら。
image

左端のLoad fileを押して、Gコードを読み込み。
右から2番めのPrintを押すと、造形が始まります。

 

今のところ、ここまでです。

他の機能は触っていないので、便利機能をご存知の方がいましたら教えてください。

 

続く。

0 件のコメント: