高度で難しいテクノロジー、高価なソフトウェア。
自動車や携帯電話、身の回りにある全てには深い物語がある。
けれども、それは理解されず。
凄いのは知っているけれど、どっかの偉い人が勝手にやっている。としか思われない。
縄文時代なら、狩りに行ったり服を作ったりをほとんどの人が体験していたのだと思う。
それに比べて21世紀は、作る人と使う人が別々になってしまい。
最先端はごく一部の人にしか理解されず。
「2位じゃダメなんですか?」となってしまう。
この分割をどうやって結合するか。
しかも、接着剤で閉じてしまうと取り外しができなくなってしまう。
一般の樹脂製品なら、ツメという形状を作ってパチンとはめる。
けれど、精度の悪い3Dプリンタで細かいツメを作るのは困難だ。
これを、身近な人に見せたところ。
「シールで貼ればいいじゃん」
という素晴らしいアイディアを頂いた。
なるほど。その発想は無かった。
あえてシールらしいシールをチョイス。
どうだ。凄くファンシーだろう。
身近にあるものでデコレーションできるのなら、誰でもそこに参加できる。
だからと言って簡単だとは言わない。
実は、このシール貼り、大の大人が1時間かけている。
造形物の表面はデコボコしていてシールが付かず、シールの下に別のテープを貼って補強している。
そこはもっと、シールで固定しやすい形状にするとか。
表面に何か塗るような処理が必要だ。
基板むき出しの3Dプリンタ。
無機質で飾り気のないiPhoneケース。
そこに正反対の要素が付加されるギャップにニヤニヤしっぱなし。
このシール、どうみても女子小学生向けで。
成人男性が真顔で買い求めるのは、なんというかそのw
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