2013年4月2日

BtoB

自動車なんて金かかるし、持ってなくていいよね。
といっても、バスやタクシーは走っている。
トラックは荷物を運ばないといけない。

主観で物事を見たとき、これは良いとか欲しいとかを判断する。
広告や世間の目もあるが、基本的にその人自身に依存する。

100万円の切削機や、20万円のサービスを見たとき、どう思うだろうか。
高いよ。使わないよ。そう思うだろうか。
または、違うことを思うだろうか。
それが、あなた自身である。

1000万の商品を見たときに、1億稼げるプランを思いつく人なら安いと思う。
思いつかない人なら高く思う。

自動車にはあまりにもたくさんの人が関わり、誰がどこを作ったかなんてほとんど判らない。
だから、今までその真逆のジュエリーを見ていた。
一人で完結する、作り手が買い手と同じ位置に居る、身近で、理解しやすいもの。

けれども、商品はそれだけではない。

例えばトラックは、単なる性能や価格で売られているのではない。
このトラックを使って、どれだけ儲かるか。

最近流行りのメイカーズムーブメントで、製造業のベンチャーが増える。

今までとは違うB。
メイカーズを対象とするビジネスが生まれるはずだ。

もうすでに、個人向けの工作機械を販売しているところがたくさんある。
3Dプリンタを売っているところは、まさにそのようなところだ。

ドリルを買いに来た人はドリルが欲しいのではなく穴が欲しい。
それでも、それだからこそ、ドリルが必要なのだ。

自分が居て、店があって、商品がある。
それは判りやすい構図だが、それが全てではない。
モノづくりを理解していない一般消費者だけが、お客の全てではない。

初めから私は、素晴らしい、美しい、綺麗なものを作ろうとは思っていない。
さて、目指す場所はどこだ?

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