自動車なんて金かかるし、持ってなくていいよね。
といっても、バスやタクシーは走っている。
トラックは荷物を運ばないといけない。
主観で物事を見たとき、これは良いとか欲しいとかを判断する。
広告や世間の目もあるが、基本的にその人自身に依存する。
100万円の切削機や、20万円のサービスを見たとき、どう思うだろうか。
高いよ。使わないよ。そう思うだろうか。
または、違うことを思うだろうか。
それが、あなた自身である。
1000万の商品を見たときに、1億稼げるプランを思いつく人なら安いと思う。
思いつかない人なら高く思う。
自動車にはあまりにもたくさんの人が関わり、誰がどこを作ったかなんてほとんど判らない。
だから、今までその真逆のジュエリーを見ていた。
一人で完結する、作り手が買い手と同じ位置に居る、身近で、理解しやすいもの。
けれども、商品はそれだけではない。
例えばトラックは、単なる性能や価格で売られているのではない。
このトラックを使って、どれだけ儲かるか。
最近流行りのメイカーズムーブメントで、製造業のベンチャーが増える。
今までとは違うB。
メイカーズを対象とするビジネスが生まれるはずだ。
もうすでに、個人向けの工作機械を販売しているところがたくさんある。
3Dプリンタを売っているところは、まさにそのようなところだ。
ドリルを買いに来た人はドリルが欲しいのではなく穴が欲しい。
それでも、それだからこそ、ドリルが必要なのだ。
自分が居て、店があって、商品がある。
それは判りやすい構図だが、それが全てではない。
モノづくりを理解していない一般消費者だけが、お客の全てではない。
初めから私は、素晴らしい、美しい、綺麗なものを作ろうとは思っていない。
さて、目指す場所はどこだ?
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