2013年6月8日

今日は、本の感想を書こうと思っていたのだが。
諸事情により辞めた。

気分を害したのは確かだが、それだけで留めるつもりは無い。
その事情は、現在のモノづくりの問題の一つだ。

 

今まで、一応モノづくりをしてきたつもりだが。
実は、本当に作りたいと思ったものは無い。

学校の課題で作ったものは、全部捨ててしまった。
残っていても、どこかで埃をかぶっている。
何を作るかは問題ではなく、完成品は重要ではない。

人の展示会や美術館の作品を見て、素晴らしいとは思う。
けれども、それを目指そうとはしなかった。
本当に価値あるものと思ったのなら、しっかり金を出して支援すべきだし、そうでなくとも、もっと激しく心から称賛すべきだ。
自分がそこを目指そうと、もっともっと努力しているはずだ。
気付かないうちに、心のどこかで「それは違う」と思っていたのかもしれない。
何がどう違うのか説明できないし、何ならイイのか判らずモヤモヤしていた。
だが、ようやく夢ができた。

 

私は3Dプリンタを作りたい。

 

これには、私の想いを全て詰め込みたい。
私の理想の3Dプリンタだ。
キヤノンやエプソンが参入しても、絶対に実現することはない。
だから、私が作るしかない。

小さいかもしれないが、これは私の「革命」にしたい。

生まれて初めて、作りたいものを見つけたのだ。

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