2013年12月18日

贅沢の旅5

鎌倉に行ったのは、実は別の目的があった。

ファブラボ鎌倉。
一回覗いてみたいと思ったのだ。

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ちょっと覗くだけなら予約をしなくとも大丈夫かと思ったのだが。
扉を叩く勇気が起きなかったため、断念。

これは私の趣味の問題だが。
モノづくりは特別に限られた職人だけのものではない。
コンビニのようにふらっと立ち寄れるようになって欲しい。
もっと人目についてもイイのではないかと思うのだが。
扉が閉じているだけで敷居が高い。
周りが民家だから、音の出る機材を動かすには仕方ないが。
もう少しオープンであって欲しいと思うのが本音です。
(ここだけではなく、他の某場所とかも)
いや、俺がチキンなだけか。

ファブラボの話が出たので聞きたいんだが。
ファブラボって、現地に行くもんなの?
それとも、ネットワークとして場所に拘らないものなの?
イマイチ実態が掴めないというかよく判らない。
(場所によって独自ルールだろうから、取り決めは無いんだろうけど)

 

気を取り直して。
辺りを散策していると、陶芸の展示会を発見。
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陶芸をやりたいとコッソリ思っているのだが。
(そこそこマジで)
興味深い話を伺った。

”食器を作るには食、花器を作るには花、茶器を作るには茶を知らなければならない。”

モノづくりのモノは器だが、そこに魂を込める作りは、広い世界が広がっている。
かなり重要なヒントを頂いた。これは今後、私のモノづくりに影響すると思う。

 

鎌倉には、鎌倉彫という漆を使った木彫があって。
それを扱う店もたくさんあった。
自分で作って自分で売る、観光地だからこそ出来る商売。
(作品か商品かの区別は別にして)
インターネットがあっても、それとは別に歴史とか文化を価値にすることができるのだろう。
木彫をやるつもりは無いが、それも興味深い。

 

旅の話はこれで終わり。

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