部屋の片付けをしたかったので、不要になったマンガを売ってきた。
300冊で1400円。
1冊あたり5円。
私は、古本を買わない。
全て新品で買い、初期のころはカバーをかけている。
高校の頃、いつも昼飯を抜いてマンガを買っていたのを覚えている。
それが、その値段なのは残念な気がする。
300冊を1400円で売ったのではなく。
300冊分のスペースを買い、しかも1400円貰った。
と思えば、別に惜しくはないのだが。
考えるべきは、価値がどこにあるか?という点だ。
古くなって紙は汚れるが、情報としては変わらない。
それで値段が下がるのは、物理的な劣化が原因だろうか。
紙が汚れたから安くなった。いや、たぶんそれは違うか。
運ぶ手間とか印刷代とか、劣化しない電子書籍に向かうのは当然じゃないかと思ったり。
コストとか需要とかは、私ができる話ではないが。
ピカソの絵の値段は、絵の具とキャンパス代ではない。とか。
金額イコール価値なわけでもないとも思う。
収拾がつかなくなった話を余計に広げる。
昔、ヤフオクでジュエリーを検索したとき。
値段の安さにガッカリした。
自動車も中古だと極端に値段が下がる。
価値と値段は違うのかもしれないけれど。
金が無ければ飯が食えないので、少しは関係あるはず。
いや、価値の値段の乖離こそ、正すべき点であるはずだ。
価値にこそ金が払われ、価値を生み出せる人間こそ飯が食え。
価値を生み出せることこそ目指すべきなはずだ。
さて、余計に判らなくなった感が満載だが。
これも、価値を計る一つの例ではないかと思う。
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