最近、このような本を読んでいる。
注意。
肝心な本編を読んでいません。
私は会計士でも経営者でもないので、用語の使い方は適当です。
雰囲気だけ読んでください。
さて。
この中で面白い話がたくさん出てきますが。
一番インパクトが強いのが、「労働力の再生産」という話です。
ググれば詳しく出てきますが。
労働力の再生産とは、今日の仕事が終わってから明日の仕事ができるように回復すること。
飯を食う、寝る、家に帰る、家族と過ごす。
それが無ければ、明日の仕事ができない。
そのためにかかるコスト。
そして、そのコストこそが給料なのだ。という話です。
車を買う、家を買う、家族を養う。
だから、オジサンは給料が高い。
仕事をする能力は関係ない。
頑張っても給料は上がらない。
こんな仕事辞めてやるー!ってならないだけの金額。
それが給料です。
以前、別の本で同じ話を聞いて。
かなり驚いた記憶があります。
あなたは、この話を本当だと思いますか?
もし本当だとしたら。
消費税が8%に上がったので飯を食う費用は上がり。
給料も増えていなければオカシイですよね?
最近騒がれている残業代の話も。
残業代があっても無くても、食事代や家賃は変わらず、同じ給料がもらえるはずですよね?
そこんところ、価値や幸福とは何か?に通じていると思うので。
これから突き詰めていきたいです。
(オチ無し!
今のところ感じたのは、これは自然の再生力と近いんじゃないかということです。
寝ると体力が回復するのは、汚染された水や土壌が浄化されるのと同じ。
私達が労働として提供する価値は、湧き水や植物の果実に相当するのではないか。
回復力を上回ると枯渇する。
働き過ぎると死んでしまいます。
よく、人の器といいますが。
私達は器なのかもしれません。
私達の中にある価値。
それを会社に提供することが労働。
器が大きければたくさん入り。
食べて寝ると回復します。
代わりに貰うお金も、ただの紙切れですが。
これも同じく器で、中には信用が入っています。
価値とは何か。
今日1日、何を支払い、何を得たのか。
糸口が掴めたかもしれません。
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