2014年11月23日

3Dプリンタで土器を作る。後半。

前半はこちら。
http://fyofyo.blogspot.jp/2014/11/3doo.html

 

さっそくだが、造形をミスった。
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凸の状態で造形したのだが、斜面の下側は汚くなる傾向がある。
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やり直し。
厚みを1ミリに増やし、サポートをつけた。
綺麗にしたい面を考えて表裏を配置して造形。
ヤスリで仕上げる。

表側。
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裏側。
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そこに粘土を詰める。
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しまった。ラップを挟むのを忘れた。
どうやって外そうか。
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と思ったら、1週間放置して乾燥したら勝手に外れてくれた。
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溶いた粘土を筆で塗って補修。
スポンジヤスリで仕上げ。
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オーブンで焼く。
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このままでは素焼きなので水に耐えない。
花瓶や食器に使うにはコート剤を塗って耐水にする。

 

3Dプリンタは素材が限られるというが、このような方法なら別の素材も使える。

容器から水が漏れるとかいう問題も解決できる。

プラスチックでは良くも悪くも軽くなってしまうが、陶器なら重いものもできる。

プラスチックを高値で売るのは難しいが、陶器なら違うかもしれない。

また、乾燥による収縮が大きいので1ミリくらいズレても大した問題ではない。
造形機に求められる性能も違うだろう。

これもまた、一つの可能性。

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