身の丈に合わない試練は訪れないという。
環境は問題ではなく、近道を探さないことが近道である。
誰かから貰うことは出来ず、誰かに奪われることもない。
限り有るパイを奪い合うのではなく、無限に広がっている。
価値は初めからそこにある。
だが見ることはできない。気付くことができない。それを変えることが出来るのは自分自身以外にはあり得ない。
彫刻の像は初めから木や石の中にあり、頭で思い描き、手で彫る行いをもって、見えるようにする。
無限に広がるパイは茨で覆われている。
価値は積み上げるものではなく、隠されたものが見えるようにすること。
外にあるものを中に入れる行為ではなく、器を広げる行為。
水の中に器があり、器の中の水は出すことも入れることもできない。
無限の海で、内と外を隔てる器、器を広げることが価値を決める。
価値は目的であり、初めからそこにある。
器は手段であり、変化させることができる。それは自身である。
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